東京から最も近い離島「初島」で、気軽に島旅を満喫

東京からわずか2時間で訪れることができる、最も近い離島「初島」。豊富なアクティビティ、美しい自然、歴史と文化、そして島のシンボルであるレモンが魅力です。

都会の喧騒から離れ、気軽に島旅を楽しめる初島は、今注目を集めています。日帰りでも十分に楽しめますが、せっかくなら島内のグランピング施設に宿泊するのもおすすめです。

春から夏にかけてが旅行のおすすめシーズンです。 日常を離れ、自然と文化に癒される離島旅。東京から最も近い初島で、そんな贅沢な体験を味わってみませんか?

この記事のポイント
  • 初島へのアクセス方法と島旅の魅力
    熱海からフェリーで約30分
  • 初島で楽しめるアクティビティと観光スポット
  • 島のシンボル「レモン」を使ったグルメやフォトスポット
  • 初島のグランピング施設
  • 初島旅行のベストシーズンとイベント情報
Guidoor

「初島」アクセス情報・多言語観光情報はこちら

「初島」へのアクセス方法とMAP

熱海から高速フェリーで30分 楽々アクセス

初島は、東京から最も近い離島。熱海港から高速フェリーに乗れば、わずか30分で初島に到着します。

東京駅から熱海駅までは、JR東海道新幹線で約1時間。熱海駅から熱海港まではバスで約15分と、アクセスが非常に便利です。

都心から2時間もあれば、美しい海に囲まれた離島リゾートを満喫できるのが、初島の大きな魅力。日帰りでも十分に島旅を楽しめますが、せっかくなら1泊以上して、ゆっくりと島時間を過ごすのがおすすめです。

初島観光GuidoorMAP

フェリー運航スケジュールと料金詳細

熱海港と初島港を結ぶ高速フェリーは、イルドバカンスプレミアとイルドバカンス3世号の2種類が運航しています。どちらでも、船旅を楽しみながら初島に向かうことができます。

イルドバカンス3世:南国の花々をイメージしたデザインが特徴。最大868名を収容できる広々とした船内で、ゆったりとした船旅を楽しめます。客室前方の特別船室からは、初島に近づく様子を正面から眺められます。

イルドバカンスプレミア:白いボディと木目調の内装が優雅な雰囲気を醸し出しています。605名の旅客定員を誇り、海に向けたペアシートやグループ向けのボックスシートなど、快適な座席が用意されています。バリアフリーにも対応し、船内にはエレベーターも完備されています。

フェリー運航時間などは下記です。

熱海発初島発
7:308:00
8:409:20
10:0010:40
10:4011:20
12:0013:00
13:0014:00
14:0014:40
14:4015:20
16:0016:40
17:2017:50
イルドバカンス3世 イルドバカンスプレミア 

料金
大人往復2,800円、小人往復1,400円、ペット往復1,400円です。
お得なセット券もあるので、公式Webサイトをご確認ください。

※運航ダイヤや料金は変更となる場合があります。事前に公式サイトでご確認ください。

初島へのアクセスは、高速フェリーを利用すれば驚くほど簡単。東京から最も近い離島で、気軽に島旅を満喫してみてはいかがでしょうか。

高速船&熱海港

高速船公式Webサイト

熱海港住所:静岡県熱海市和田浜南町6
駐車場:臨港駐車場(有料)/ 和田浜駐車場

船の運行状況お問い合わせ:
TEL:0557-81-0541

アクティビティが豊富な初島の魅力を探る

初島は、大自然と海に囲まれたアクティビティの宝庫。家族旅行やカップル・夫婦での旅行などに合わせ、自分のペースで楽しめる多彩なアクティビティが揃っています。

美しい海と自然でリゾート気分を満喫

初島には複合アウトドアリゾート「PICA初島」があり、リゾート気分を一層引き立ててくれます。南国の庭園「アジアンガーデンR-Asia」、グランピングができる「アイランドヴィラエリア」や、グランピング施設、レストラン、カフェなどがあります。

バリ風の庭園「アジアンガーデンR-Asia」には、南国の花々が咲き乱れ、日常を忘れさせてくれる癒しの空間が広がっています。園内にはドリンク・フード・スイーツを楽しめる「島Café」、丘の上に建つテラスレストラン「ENAK(エナ)」があります。

高台にある「初島灯台」からは、相模湾の大パノラマが広がっています。夕暮れ時には、水平線に沈む夕日が灯台を赤く染め、息をのむほどの美しさです。初島随一の絶景スポットです。

住所:静岡県熱海市初島444
営業時間:10:00~16:00
料金:大人200円 / 小人無料

お問い合わせ:燈光会初島支所
TEL:0557-67-3100

PICA初島

公式Webサイト:「PICA初島」
住所:
静岡県熱海市初島1113

PICA初島内「アジアンガーデン R-Asia」の入園料

料金:大人950円 / 小人550円 
※大人は中学生以上、小人は3歳~小学生
※グランピング宿泊者は無料

初島の美しい海でダイビング・シュノーケリング・釣りを体験

画像はイメージです

海では、ダイビングやシュノーケリングが人気。初心者から上級者まで、レベルに合わせて海の世界を探検できます。釣り好きには、堤防釣りや磯釣りがおすすめ。豊富な魚種が釣れる、絶好のポイントが揃っています。

大人も子供も楽しめるアスレチックとアクティビティ

初島アドベンチャー「VOTAN」

家族連れや、アスレチック好きな方におすすめなのが初島「アドベンチャーアイランドVOTAN」と、ハーネスを着用して樹の上を渡っていく「アドベンチャーSARUTOBI」です。

高い樹の間の吊り橋渡りや、ジップラインなど、大自然の中でスリルを味わえます。子供も大人も一日中楽しめます。木々の間から見える初島と海の景色も格別です。

アドベンチャーアイランド VOTAN
営業時間:10:00〜17:00※最終受付16時
料金:大人・小人(3歳~)600円
所要時間:約60分

初島アドベンチャーSARUTOBI
営業時間:10:00〜17:00
料金:大人 1,900 円 / 小人(5歳~小学生)1,500 円
※オンラインでの完全予約制(当日予約可)
所用時間:約60分〜90分

相模湾の真珠「初島」の歴史と文化に触れる旅

初島には、観光アクティビティ以外にも歴史と伝説を感じるスポットがたくさんあります。島の守り神である初木神社や、大漁祈願の竜神宮など、初島には古代からの歴史と文化が息づいています。

島の守り神「初木神社」

島の守り神として知られる初木神社(はつきじんじゃ)は、日本の第5代天皇孝昭帝の時代に島に漂着したとされる、初木姫が祭られています。

初木姫と伊豆山彦のロマンスなど、初木姫を巡る様々な物語が残されており、古代からの島人の信仰の中心となっています。初木神社の社殿の下からは、古墳時代の祈りの場所である磐倉(いわくら)の跡が発見されるなど、歴史の深さを感じさせてくれます。

住所:静岡県熱海市初島5
御祭神:
大津海見命(おおつうみのみこと)
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
初木姫命(はつきひめのみこと)

初木神社例大祭 宵の宮:7月17日
初木神社例大祭 本祭:7月18日

御朱印は初島港の待合施設「シマテラス初島」

森の中に佇む漁師たちの神様「竜神宮」

初島港のそばの森の中に佇む竜神宮(りゅうじんぐう)は、海の中から現れた剣が祀られており、大漁祈願の神として島民に親しまれています。過去に不漁が続いたとき、海の中から剣が現れ、それ以来、島には大漁の日々が続いたと伝えられています。

住所:静岡県熱海市初島

初島の漁師が営む「食堂街」で新鮮な海の幸を堪能

「食堂街」は、初島港すぐの地元漁師たちが営む食堂が並んでいます。初島は、新鮮な海の幸が自慢の島。シーズンごとの朝どれ魚介類を使った様々な海鮮料理が味わえます。

メニューは採れたての海の幸をふんだんに使った海鮮丼やお刺身、煮魚や唐揚げの定食など。どれも漁師たち自慢の逸品ばかりです。

食堂の店先にある水槽には大きな伊勢海老などその日に獲れた魚介類が並びます。日帰りでもランチが楽しめるので初島に来たら、是非一度は立ち寄りたいスポットです。

食堂街

公式Webサイト「はつしま」

住所:静岡県熱海市初島
営業時間:不定休
※ 夕食でのご利用には予約が必要
例年7月18日は初木神社例大祭の為食堂全店休業

各店のおすすめ海鮮丼メニューなどはこちら

初島の魅力は、アクティビティだけではありません。美しい自然や歴史、グルメなど、島全体が魅力に溢れています。ぜひ、初島でしか味わえない体験を楽しんでみてください。

島の新たなシンボル「初島 レモンまみれ」

初島、熱海と言えば実は「レモン」。島中がレモン色に染まる「初島 レモンまみれ」は、初島の新たなシンボルとして親しまれています。

レモン日本国内栽培発祥の地「熱海」

実は、熱海は「レモン栽培国内発祥の地」なのです。明治6年、ある外国人が熱海市に湯治に訪れた際、食膳に供されたレモンの種を庭にまいたのがはじまりとの説が残っています。

この説にちなんで、「初島レモンまみれ」と題し、初島内のいたるところに青空と海に映えるフォトスポットが登場しました。

ビビットな初島レモンフォトスポットで記念撮影

初島には、レモンをテーマにしたフォトスポットがたくさんあります。
ぜひ「初島観光GuidoorMAP」のレモンまみれフォトスポットを見ながら初島を散策してください。

初島駅の看板

初島港からすぐの最初のレモンフォトスポットです。レモン色が初島の空と海のブルーとマッチして可愛い看板です。タイミングが合えば、フェリーや富士山と一緒に撮影できるかもしれません。

きいろいポスト

南国植物の中に佇むレモン色のポスト。ハッピーなイエローカラーのポストと一緒に写真を撮ると幸せが訪れると言われています。※郵便物の投函はできません。

空に続く、檸門

色の階段とゲート「檸門」が青空に映える美しいフォトスポット。まるで天国へと続くような景観と一緒に素敵な写真が撮れます。

おっきなレモン隕石

アジアンガーデン内にある大きなレモンのフォトスポット。背後にある階段を利用して、まるで大きなレモンに乗ったようなユニークな写真が撮れます!レモンの後ろ側も可愛いのでぜひ現地で確かめてみてください。

空と海とブランコ

リゾート気分を存分に味わえる「空と海とブランコ」。ヤシの木に囲まれたブランコの前には、美しい海と空が広がっています。絶景を眺めながらブランコを漕ぐと、まるで空と海に浮いているような空中ブランコ気分と写真を楽しめます。

Lemon Paradise

人気アーティスト、フランキー・スィーヒさんと島のお客様たちによって描かれた素敵なレモンのウォールアートです。

どのスポットも、青い空と海を背景に、ビビットなレモンカラーが映えます。SNS映え間違いなしの、可愛らしい写真が撮れますよ。

Terrace Restaurant ENAK(エナ)で味わうレモンメニュー

アジアンフードやBBQが楽しめる、アジアンガーデン R-Asia 内の「Terrace Restaurant ENAK」には、レモンを使ったグルメが勢ぞろいです。

初島バーガー

静岡県立熱海高校の生徒とのコラボメニュー「初島バーガー」は、鮮やかなブルーのバンズが一際目を引くユニークなバーガーです。中には、爽やかなレモンタルタルソースとアジの竜田揚げがサンドされており、初島ならではの味わいを楽しめます。レモンの風味が魚の旨みを引き立て、ひと口ごとに爽快な味覚が広がります。

スパイスレモンカレー

「スパイスレモンカレー」は、レモンの爽やかな酸味とスパイスの豊かな風味が調和した一品です。輪切りのはちみつ漬けレモンがトッピングされており、カレーのピリッとした辛さをまろやかに包み込みます。濃厚なカレーのコクとレモンの甘みが絶妙に交わり、食べるたびに新しい発見があります。

ハニーレモンチキンステーキ

「ハニーレモンチキンステーキ」は、ジューシーなチキンにハチミツとレモンの甘酸っぱいソースを絡めた一品です。さっぱりとしたレモンの香りとハチミツのコクが絶妙にマッチし、食欲をそそります。ビールやアルコールメニューとの相性も抜群です。

初島檸檬スカッシュ

「初島檸檬スカッシュ」は、バタフライピーシロップを注ぐことで美しいブルーのグラデーションが現れる、インスタ映え間違いなしのソフトドリンクです。中にはプルプルとしたゼリーが入っており、爽やかなレモンの香りと酸味に加えて楽しい食感も楽しめます。島旅の疲れを吹き飛ばすリフレッシュメントにぴったりの一杯です。

スフレパンケーキレモン

「スフレパンケーキレモン」は、ふわふわで軽い食感が特徴のパンケーキです。爽やかなレモンの風味で一度食べるとやみつきになり、ぺろっと食べられてしまう一品です。

レモンのオムレット

「レモンのオムレット」は、ふわふわの生地にさっぱりとした甘さのクリームが詰まったスイーツです。爽やかなレモンがアクセントとして効いており、一口ごとに心地よい酸味が広がります。


「初島 レモンまみれ」で、初島ならではのレモンの魅力を存分に味わってください。

公式Webサイト:Terrace Restaurant ENAK
営業時間:
BBQ 10:30~16:00(L.O.14:30)
カフェ・レストラン 11:00~16:00(L.O.15:00)
定休日:毎週木曜日(GW、夏期、年末年始は営業)

お支払方法:現金・各種カード・電子マネー・各種QRコード支払い対応

樹齢60年以上の貴重なレモンの木

アジアンガーデン R-Asia には、樹齢60年以上の珍しいレモンの木があります。

このレモンの木は、戦後まもなく某外資製薬会社の社長が熱海の別荘に植えたレモンの古木と言われています。持ち主様より寄贈され、現在アジアンガーデン R-Asia に移植され、栽培されています。

歴史を感じさせる、貴重なレモンの木。ぜひ、その姿を見に訪れてみてください。

初島のアクティビティを楽しもう

初心者からベテランまで楽しめるダイビング&スノーケリング

初島は、ダイビングやシュノーケリングの楽園です。透明度の高い海では、色とりどりの熱帯魚や珊瑚が織りなす美しい世界が広がります。

初めての方には、体験ダイビングがおすすめ。専任のインストラクターが、安全に配慮しながら、海の世界へご案内します。本格的にダイビングを楽しみたい方には、ライセンス取得コースがあります。国際的に認められたPADIのライセンスを取得すれば、世界中の海で自由にダイビングを楽しめます。

すでにダイビングの経験がある方には、初島の多彩なダイビングスポットがおすすめです。「フタツネ」では大岩のドロップオフと豊富な魚影を、「イサキネ」ではオノミチキサンゴと大群の魚を、「ニシマト」では穏やかな景観を、「ヤンバタ」ではサメの群れを楽しめます。

初島の海は、大型の魚からマクロの生物まで、バラエティに富んだ魚影が自慢。まさに、ダイビングにおける海の宝石箱と言えるでしょう。

気軽に海の世界を覗きたい方には、スノーケリングがおすすめ。初心者でも簡単に、カラフルな熱帯魚や珊瑚を観察できます。

ダイビンク・スノーケリング

【お問合せ:初島ダイビングセンター
0557-67-3162

釣り好きにも人気「初島」の釣りスポット

初島は、釣り好きにはたまらない島。「天然の漁礁」と呼ばれるほど、多様な魚種が豊富に生息しています。

初島の周辺は、伊豆半島からなだらかな浅瀬が続き、南東には相模湾トラフへと一気に深くなる地形。この独特の地形が、多彩な魚を呼び寄せています。

島全域で釣れるメジナは、40cmオーバーの大物も。堤防からは、アジ、イサキ、タカベ、イカなどが狙えます。磯では、イシダイやヒラスズキなどの大物にも挑戦できます。

夏の夜には、電気ウキを使ったイサキ釣りがおすすめ。熱海や伊東の夜景を眺めながら、ロマンチックな釣りが楽しめます。

初島の釣りは、初心者からベテランまで幅広く楽しめるのが魅力。豊富な魚種と、バラエティに富んだ釣りスポットが、釣り好きの心を掴んで離しません。

釣り・貸し竿

【お問合せ:初島事業協同組合
0557-67-1400

釣りざおレンタル/初島漁業協同組合直売所(蓄養部)
TEL:
0557-67-1405
営業時間:7:30~16:30

にぴったり「海のプール

初島の「海のプール」は、夏季限定の海水を利用したリゾートプール。海のすぐそばで、海を感じながら思い切り遊べる特別な空間です。

砂浜がない初島で、海を感じながら泳げるのは「海のプール」だけ。海の水を使ったプールで、海水浴気分を味わえます。疲れたら、大きなヤシの木陰でゆっくり休憩。アジアンフードやドリンクを楽しんだり、海の景色を眺めながらうたた寝したり、過ごし方は自由自在です。

家族連れにも嬉しい、安全性の高いプールです。お子様連れでも、安心して楽しく遊べます。

夏の暑い日に、海のプールで涼みながら、初島の夏を満喫してみてはいかがでしょうか。

初島には、ダイビングやシュノーケリング、釣り、海のプールなど、海を満喫できるアクティビティがたくさんあります。思い思いのアクティビティを楽しんで、初島の海を存分に堪能してください。

海のプール

海のプール
営業期間:7月中旬から9月初旬まで
営業時間:9:00~16:00
料金:(アジアンガーデンR-Asia入園料を含む)
大人(中学生以上):2,500円
小人(3歳~小学生):1,500円

初島で体験する非日常の宿泊とグランピング

PICA初島「アジアンリゾート ヴィラ」で贅沢グランピング

初島島内に宿泊するなら、PICA初島のグランピング施設「アジアンリゾート ヴィラ」がおすすめ。バリ風のリゾートヴィラで、非日常的な滞在が楽しめます。

ヴィラからは、美しい海の景色を望めます。また、温浴施設「島の湯」が利用可能です。オーシャンビューの露天風呂で、波音を聴きながらゆったりと疲れを癒せます。

夕食には、初島ならではの豪華な海鮮バーベキューなどが楽しめます。コンロも食材も食器も全部用意されているから、後は焼いて食べるだけ。季節に合わせて「国産伊勢海老がセットになったBBQ」など、様々な食事プランのご用意があるのも魅力のひとつです。

冷暖房完備の室内だから、夏でも快適に過ごせます。離島ならではの満天の星空を眺めたり、ハンモックやウッドベッドでゆったり天体観測を楽しむのもよいでしょう。

大人2名から利用可能な「アジアンリゾート ヴィラ」は、カップルやご夫婦にもおすすめです。南国の島で特別な記念日などに、日常を離れたバカンスを満喫してみませんか?

グランピング施設料金やご予約など詳細情報は公式Webサイトをご覧ください。

海泉浴「島の湯」

PICA初島の温浴施設「島の湯」は、大海原を目の前にした絶景の露天風呂です。海岸線のすぐそばに位置し、まるで海に溶け込むような感覚を味わえます。

「島の湯」のお湯は、海岸の地下40mから汲み上げた井戸水を沸かしたもの。海水が長い時間をかけて島に浸透する過程で、多量のミネラル分(ナトリウム、マグネシウム、カリウム、カルシウムなど)が溶け込んでいます。このミネラル豊富なお湯は、新陳代謝の促進や老廃物の排出、自律神経を整えるなどの効果が期待できます。

「島の湯」の魅力は、朝と夜で異なる表情を見せること。朝は、目の前の海から朝陽が昇る神秘的な光景が広がります。夜は、満天の星空の下、月明かりが海面に作る光の道が現れます。時間によって変化する海の表情を、露天風呂から眺められるのは至福のひとときです。

海泉浴「島の湯」

海泉浴「島の湯」
営業時間:10:00〜21:00(季節により変動有)
料金:大人900円 / 小人(3歳~小学生)600円
定休日:木曜日 (年末年始・GW・夏休み以外)

その他の宿泊方法

初島島内には、「グランドエクシブ初島クラブ」や、民宿、お宿などの宿泊施設もあります。

「グランドエクシブ初島クラブ」は、会員制リゾートホテル。ホテルならではの快適さと、充実した施設が魅力です。

初島の民宿は、アットホームな雰囲気が魅力。島の人々との交流を楽しみながら、のんびりと滞在できます。

日帰りや熱海宿泊など選択肢も豊富

初島は日帰りでも十分に楽しめます。日帰りなら、熱海や静岡観光の両方を楽しめるのもメリットです。

熱海に戻って宿泊、もしくは熱海宿泊の翌日のプランとしてもおすすめです。熱海には、温泉宿やホテルが多数あります。温泉に浸かって疲れを癒した後は、熱海の夜を満喫するのも良いでしょう。

熱海ならオーシャンビューの客室や、露天風呂付きの客室など、多彩な宿泊施設が選べます。目的やプランに合わせて、お好みの宿を選んでみてください。

初島旅行を彩るベストシーズンとイベント情報

初島を初めて訪れるなら、春から夏にかけてがおすすめのシーズンです。初島では、年間を通じて様々なイベントが開催されているので、季節ごとに初島の魅力を味わえます。

イベントの詳細や日程は、公式サイトやSNSで随時更新されています。お出かけ前にチェックして、初島旅行の計画を立ててみてください。

月日イベント名
1月2日船祝い
3月中旬初島小中学校卒業式
4月3日竜神祭
5月1〜5日ところてん祭り
7月17日初木神社例大祭 宵の宮
7月18日初木神社例大祭 本祭
7月ごろ初島花火大会
※開催日は年度により異なります
問合せ・初島漁業協同組合:0557-67-1401
8月上旬遠泳大会
9月上旬伊勢海老漁解禁
12月中有初島沢庵づくり

春から夏にかけてがベストシーズン

初島を訪れるベストシーズンは、春から夏にかけて。5月から8月は、マリンスポーツや釣りを思う存分楽しめる時期です。

特に7月から8月は、初島の海が最も美しく輝く季節。透明度の高い海では、ダイビングやシュノーケリングが大人気。色とりどりの熱帯魚や珊瑚を間近に見られる、貴重な体験ができます。

海だけでなく、初島の自然も見頃を迎えます。5月から6月にかけては、島内が緑に包まれ、爽やかな風が心地よい季節。ハイキングやサイクリングを楽しむのにぴったりです。

春から夏にかけては、初島ならではのイベントが目白押し。4月には「竜神祭」が開催され、島の人たちが集まり、桜の下で酒を酌み交わします。

5月には「ところてん祭り」が開催され、島最大のメインイベントとして賑わいます。

7月には「初木神社例大祭」が行われ、出店が並び、初島花火大会なども開催されます。古くから続く伝統行事とイベントを同時に体験できる、特別な時期です。

秋から冬に楽しむ初島の魅力

秋から冬にかけても、初島には独自の魅力があります。9月から11月は、夏の喧騒から解放され、ゆったりとした時間が流れます。

秋の初島は、釣りのベストシーズン。9月上旬には、伊勢エビ漁が解禁になり、新鮮な伊勢エビを堪能できます。磯や堤防では、大物のチャンスが広がります。初島名物の「イサキ釣り」は、この時期が狙い目。夜の釣りを楽しむのもおすすめです。

冬の初島は、静かで穏やかな雰囲気に包まれます。12月から2月は、島内が冬の装いに。初島灯台からの景色は、どこか幻想的です。

この時期は、温泉を楽しむのにぴったり。「島の湯」の露天風呂では、冬の海を眺めながら、ゆったりと湯浴みを堪能できます。

美しい海と豊かな自然に囲まれた、魅惑の離島「初島」へ冒険に出かけよう

東京から最も近い離島「初島」は、豊かな自然と多彩なアクティビティ、美味しいグルメ、温かい島の人々に出会える、魅力溢れる場所です。

春から夏は海水浴やマリンスポーツ、秋から冬は釣りや温泉など、一年を通して様々な楽しみ方ができます。島ならではのイベントにも注目。季節ごとの魅力を味わえる祭りや行事に参加して、初島をより深く体験してみてはいかがでしょうか。

都心から約2時間で行ける「初島」へ、今すぐ旅立ってみませんか?日常を離れ、美しい海と自然に癒される、特別な体験があなたを待っています。

Guidoor

「初島」のアクセス・多言語観光情報はこちら
初島のアクティビティや施設については公式Webサイト「初島に行こうよ」をご覧ください

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ABOUT US
Taro Okazaki
Guidoor MediaのチーフエディターTaroです。
1984年大阪生まれのライター兼アーティスト。
2015年からオーストラリアの出版社、教育関連サービス、コンサルティング、ウェブコンテンツの制作やマーケティングに従事。
帰国後はフリーランスを経て、2019年Guidoor Mediaの立ち上げに参加し、日本の文化や歴史、観光についての記事を中心に執筆しています。
留学生活や海外での仕事経験を通じて、様々な異文化との交流を肌で感じ学んできました。 私自身、日本のアート、Vtuber、音楽、コミック、アニメなどの文化に深く魅了されている一人でもあります。
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