<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0" xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/" xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/" xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/" > <channel> <title>交通 – Guidoor Media | ガイドアメディア</title> <atom:link href="https://www.guidoor.jp/media/tag/traffic/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" /> <link>https://www.guidoor.jp/media</link> <description>日本の魅力を再発見</description> <lastBuildDate>Thu, 10 Aug 2023 02:41:16 +0000</lastBuildDate> <language>ja</language> <sy:updatePeriod> hourly </sy:updatePeriod> <sy:updateFrequency> 1 </sy:updateFrequency> <image> <url>https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/09/cropped-guidoor_media_favicon_white2-32x32.png</url> <title>交通 – Guidoor Media | ガイドアメディア</title> <link>https://www.guidoor.jp/media</link> <width>32</width> <height>32</height> </image> <item> <title>日本で後を絶たない鉄道の人身事故!ホームドアの普及で歯止めを!</title> <link>https://www.guidoor.jp/media/railway-safety-homedoor/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=railway-safety-homedoor</link> <comments>https://www.guidoor.jp/media/railway-safety-homedoor/#respond</comments> <dc:creator><![CDATA[Guidoor Media 編集部]]></dc:creator> <pubDate>Wed, 18 Mar 2015 08:43:57 +0000</pubDate> <category><![CDATA[Life | ライフ]]></category> <category><![CDATA[交通]]></category> <category><![CDATA[鉄道]]></category> <guid isPermaLink="false">https://www.guidoor.jp/media/?p=16708</guid> <description><![CDATA[ホームドアで救える命がある 「欄干のない橋」、視覚障碍者の間では、駅のプラットホームをそう例えています。 多くの視覚障碍者がホームからの転落を経験しており、中には複数回という人もいます。 それに加え、酒に酔ったり、病気で...]]></description> <content:encoded><![CDATA[<h2>ホームドアで救える命がある</h2> <img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter wp-image-16693 size-full" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2.jpg" alt="ホームドアのない日本の鉄道のホーム" width="1200" height="674" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2.jpg 1200w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-300x169.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-1024x575.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-768x431.jpg 768w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-730x410.jpg 730w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /> <p>「欄干のない橋」、視覚障碍者の間では、駅のプラットホームをそう例えています。</p> <p>多くの視覚障碍者がホームからの転落を経験しており、中には複数回という人もいます。</p> <p>それに加え、酒に酔ったり、病気でふらついたり、携帯電話やゲームに夢中になって、ホームから転落したり列車と接触したりという事故も数多く、中には犯罪による痛ましい事件も発生している。</p> <p>さらに、ホームからの飛び込み自殺というのも後を絶ちません。</p> <p>ひとたび人身事故が発生すると列車の運行が一時的にストップするだけではなく、数時間にわたってダイヤが乱れ、多くの人の移動に影響が出てしまい社会的にも大きなロスとなります。</p> <h2>人身事故の半数以上がホームでの事故</h2> <p>国土交通省は一定基準以上の人身事故や輸送障害が発生した場合、鉄道事業者に報告を義務づけており、そのデータを<span style="text-decoration: underline;"><strong><a title="国土交通省ホームページ" href="http://www.mlit.go.jp/tetudo/tetudo_tk8_000001.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">「鉄軌道輸送の安全にかかわる情報」</a></strong></span>として公表しています。</p> <img decoding="async" class="aligncenter wp-image-16715 size-full" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door01.jpg" alt="人身事故の発生件数" width="640" height="355" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door01.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door01-300x166.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /> <p>それらによると、平成25年度に起こった鉄道事故は全790件で、そのうち約半数弱の422件が人身事故となっています。</p> <p>その内訳をみると、故意による自殺など(線路内立ち入り)が約43%を占め、それ以外の全体の約57%がホームからの転落・列車との接触による不慮の事故となっています。</p> <h2>視覚障碍者の6割が危険を感じている!</h2> <p>国土交通省の別の調査では一般の駅利用者のうち4%はホームから転落、またはホーム上で列車と接触し、17%はホームからの転落などにつながる危険な思いをした経験があると答えています。</p> <p>その一方で、日本盲人会連合の調査によると、ホームから転落したことがある視覚障碍者の割合は38.5%、つまり3分の1を超えています。</p> <img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-16716" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door02.jpg" alt="ホームからの転落などの経験" width="640" height="384" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door02.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door02-300x180.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /> <p>この割合は、一般利用者がホームからの転落・接触を経験した割合よりはるかに高い数字です。</p> <p>また、転落しそうになったことがあると答えた視覚障碍者の割合はさらに高く、約60%にも及んでいます。</p> <p>視覚障碍者が一般の人よりホームからの転落による人身事故に遭う確率が高いことは、データにも示されているのです。</p> <p>一般的に日本の鉄道の安全性は極めて高いレベルにあるといえますが、ホームという場所においてはまだ安全性向上の余地があり、なお一層の取り組みが求められています。</p> <h2>利用者の安全を守るホームドア</h2> <img decoding="async" class="aligncenter wp-image-16695 size-full" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01.jpg" alt="駅に設置されているホームドア" width="1200" height="675" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01.jpg 1200w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01-300x169.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01-1024x576.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01-768x432.jpg 768w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-01-730x410.jpg 730w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /> <p>統計によればホームドアの設置によって人身事故(転落事故)は劇的に減少しており、ホームドアの安全性への効果ははっきりしています。</p> <p>少し古いデータですが、「鉄道人身事故マップ」のホームページのデータによると、2002〜2009年度の8年間に起こった鉄道の人身事故は約9,000件で、そのうち約半数弱の4,000件が駅構内において発生しています。</p> <p>その内訳をみると、自殺が約55%を占め、故意と考えられる自殺と線路内への立入りを除いた、全体の約3分の1がホームからの転落・列車との接触による不慮の事故です。</p> <p>しかも、この転落や接触の約半数が酔った客によるものとなっています。</p> <p>一方、同期間にホームドアが設置されている駅において発生した人身事故をみると、全体と同じ発生率ならば8年間で約190件起こるはずのところ、12件しか発生していません。</p> <p>ホームドアによって転落・接触という誤って引き起こされる人身事故はかなり防止できているといえるでしょう。</p> <p>このようにホームドアの設置は、ホームの安全性向上に対して大変に効果が高いことが実証されているのです。</p> <h2>明日は我が身 ホームドア設置を加速させよう!</h2> <p>近年、地方においても公営地下鉄を中心に普及の兆しが見えてきています。</p> <p>しかし、全国のすべての駅を考えると、ホームドアが普及したと実感するにはまだまだ時間が掛かるのではないでしょうか。</p> <p style="text-align: left;">(※ホームドアの設置された駅・路線は徐々に増えつつありますが、設置駅の数は2012年9月末で539駅と、まだ全体の5%余りに過ぎないとも言うことができます)</p> <img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-16717" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door03.jpg" alt="ホームドアの設置状況" width="640" height="480" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door03.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-safety-and-home-door03-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /> <p>一方で、首都圏では地下鉄のほぼ半数の路線にホームドアが導入され、私鉄路線やJR山手線にも設置されるようになりました。</p> <p>そして、2020年には東京でオリンピックが開催され、数多くの国内外の旅行客が見込まれます。</p> <p>さらなる鉄道利用客の増加でホーム上の混雑・混乱は免れません。</p> <p>国は、「10万人以上の駅においてホームドアの整備を優先して速やかに実施することが望ましい」との基準を示しましたが、オリンピック開催で今以上の混雑が避けられない状況を思えば、ホームドアの設置・導入を何とか加速させたいものです。</p> ]]></content:encoded> <wfw:commentRss>https://www.guidoor.jp/media/railway-safety-homedoor/feed/</wfw:commentRss> <slash:comments>0</slash:comments> </item> <item> <title>日本の鉄道で人身事故を防ぐ切り札!それが『ホームドア』</title> <link>https://www.guidoor.jp/media/railway-accident-homedoor/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=railway-accident-homedoor</link> <comments>https://www.guidoor.jp/media/railway-accident-homedoor/#comments</comments> <dc:creator><![CDATA[Guidoor Media 編集部]]></dc:creator> <pubDate>Tue, 17 Mar 2015 06:39:29 +0000</pubDate> <category><![CDATA[Life | ライフ]]></category> <category><![CDATA[交通]]></category> <category><![CDATA[鉄道]]></category> <guid isPermaLink="false">https://www.guidoor.jp/media/?p=16674</guid> <description><![CDATA[日本の鉄道で人身事故を防ぐ切り札として注目される『ホームドア』についてご紹介します。安全性の向上だけでなく、冷暖房効率の向上やダイヤの維持、運転士の安心感など多くのメリットをもたらすホームドアの魅力を探ります。日本の鉄道に興味のある方にぜひ読んでいただきたい記事です。]]></description> <content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="1200" height="800" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door00.jpg" alt="ホームドアが設置されている新幹線の駅" class="wp-image-16696" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door00.jpg 1200w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door00-300x200.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door00-1024x683.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door00-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure></div> <p>日本の鉄道は、世界的に高い安全性と正確さで称賛されています。しかし、<strong>人身事故</strong>は依然として深刻な課題となっています。<br><br>そこで注目されているのが『<strong>ホームドア</strong>』です。<br><br>ホームドアは、鉄道各駅で人身事故を劇的に減らすための重要な施策として広く導入されています。<br><br>この記事では、ホームドアの役割や効果、最新の普及状況について詳しく紹介します。<br>日本の鉄道で人身事故を防ぐ切り札となるホームドアの魅力に迫りましょう。</p> <h2 class="wp-block-heading">増え続ける鉄道の「人身事故」ホームドアを設置し安全性を高めよう</h2> <p>東京都内では二日に一度ぐらいのペースで「人身事故」の影響による電車の遅れに直面します。</p> <p>実はつい最近まで、人身事故の原因はすべて飛び込み自殺だと勘違いしていました。</p> <p>皆さんの中にもそういう方は多いと思います。</p> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="640" height="360" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01.jpg" alt="ながらスマホをする人々" class="wp-image-16683" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-300x169.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <p>しかし実際には、人身事故というのは飛び込み自殺だけではなくホームからの転落や電車との接触も含まれています。</p> <p>むしろ、このホームからの転落事故や電車との接触事故のほうが多いという状況になっています。</p> <p>転落・接触事故が増えている背景には、携帯、スマホ、ゲーム等のモバイル機器の普及もあるようです。</p> <p>携帯電話で話している程度ならいいですが、歩きながらスマホでTwitterを夢中で見ていたり、ゲームをやっている姿は、はたから見てもかなり危うい行為だと思います。</p> <h2 class="wp-block-heading">本当に危険なのは駅のホーム!?ホームドアで転落防止を</h2> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="1200" height="674" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2.jpg" alt="ホームドアのない鉄道の駅" class="wp-image-16693" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2.jpg 1200w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-300x169.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-1024x575.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door01-2-768x431.jpg 768w, 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src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02.jpg" alt="駅に設置されたフルスクリーンタイプのホームドア" class="wp-image-16685" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door02-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <p>「フルスクリーンタイプ」は天井までを完全にホームを覆うことができるホームドアです。</p> <p>ホームを密閉することにより、線路への突き落とし事件や飛び込み自殺に対する抑止効果は大きいといわれています。</p> <p>しかし、導入するには高額の費用がかかり、すでにある路線ではホーム上部に必ず屋根などの構造物があるとは限らず、それに加え、比較的大きな駅でもホームの先頭・最後尾あたりには屋根すらないということも珍しくないので、既存ホームに後から設置する場合は、屋根やホームの強度の問題から困難を要します。</p> <p>そのため、各鉄道会社はこのフルスクリーンタイプの導入には極めて消極的です。</p> <p>したがって、フルスクリーンタイプは新規の路線、特に新交通システムで導入されるケースにほぼ限られています。</p> <p>1990年代に新規に開業した地下鉄である<strong>東京メトロ南北線</strong>はこのタイプが採用されましたが、2000年代以降に新規に開業した地下鉄では採用例が無いというのが現状です。</p> <p>さらに、ホームを密閉することで、地下鉄の駅では列車の進入時の風を防いだり冷暖房の空調効率を高めることにも役立っています。</p> <h3 class="wp-block-heading">設置コストがリーズナブルなホームドア「可動式ホーム柵」</h3> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door3.jpg" alt="駅に設置されている可動式ホーム柵" class="wp-image-16686" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door3.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door3-300x225.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <p>最近、あちこちの駅のホーム上で見かけるようになってきたのが「可動式ホーム柵」です。一般的に、ホームドアという言葉を聞いたらこちらのタイプを思い浮かべるのではないでしょうか。</p> <p>車両ドア部分に設けられた可動式のホーム柵が、列車の車両のドアと連動して開閉することにより、ホーム上の乗客と進入する列車とを安全に分けています。高さはだいたい人の腰の高さぐらいです。</p> <p>フルスクリーンタイプよりも安く導入できることから、建設費を安くしたい新規路線や、元々ホームドアを設置していなかった既存路線のワンマン運転化や安全対策により導入される場合が多く見られます。</p> <p>ホームからの転落防止・車両との接触防止には一定の効果がありますが、上部があいているために、意図的な乗り越えや身を乗り出すことまでは防止できないのが難点ではあります。</p> <p>しかし抑止効果は完全ではないとはいえ、ホーム柵を越えるのにはそれなりの身体能力や道具が必要なので、衝動的な自殺や酔った客の線路への転落防止などには高い効果が見込まれます。</p> <h2 class="wp-block-heading">事故防止だけじゃない!? ホームドアの設置をオススメするこれだけの理由</h2> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter"><img decoding="async" width="1200" height="800" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door04.jpg" alt="ホームドアが設置されている日本の鉄道の駅" class="wp-image-16692" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door04.jpg 1200w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door04-300x200.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door04-1024x683.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2015/03/Railway-accident-home-door04-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure></div> <p>このように、ホームドアは乗客の人身事故を防ぐことがその第一の目的ですが、実はほかにもメリットがあります。</p> <ul class="wp-block-list"> <li><strong>冷暖房効率の向上</strong></li> <li><strong>事故が少なくなるので正常なダイヤを保ちやすい</strong></li> <li><strong>運転士の安心感もかなり上がり、ホーム進入時の精神的なストレスから解放される</strong></li> </ul> <p>などなど…</p> <p>ホーム上での「万が一」から命を守ってくれるのがホームドアです。</p> <p>さらに安全に安心して利用できる鉄道となるために、より一層、その設置・導入が促進されることを望みます。</p> ]]></content:encoded> <wfw:commentRss>https://www.guidoor.jp/media/railway-accident-homedoor/feed/</wfw:commentRss> <slash:comments>4</slash:comments> </item> <item> <title>国中に張り巡るオランダの自転車専用レーン(通行帯)</title> <link>https://www.guidoor.jp/media/netherlands-and-bikelanes/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=netherlands-and-bikelanes</link> <comments>https://www.guidoor.jp/media/netherlands-and-bikelanes/#comments</comments> <dc:creator><![CDATA[Guidoor Media 編集部]]></dc:creator> <pubDate>Thu, 05 Mar 2015 03:01:08 +0000</pubDate> <category><![CDATA[Life | ライフ]]></category> <category><![CDATA[オランダ]]></category> <category><![CDATA[交通]]></category> <category><![CDATA[自転車]]></category> <guid isPermaLink="false">https://www.guidoor.jp/media/?p=16620</guid> <description><![CDATA[オランダの自転車専用レーンの成功は偶然ではありません。この記事では、日本の自転車専用レーンの課題とオランダの効果的な施策を通じて、交通安全と効率をどのように両立させるかを探求します。自転車文化の先進国としてのオランダの知恵が、日本の交通環境改善に新たなインスピレーションをもたらすことでしょう。]]></description> <content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter size-large"><img decoding="async" width="1024" height="768" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark-1024x768.jpg" alt="道に大きく描かれた自転車専用ーレーンマーク" class="wp-image-46990" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark-1024x768.jpg 1024w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark-300x225.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark-768x576.jpg 768w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark-485x364.jpg 485w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/lane-mark.jpg 1200w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure></div> <p>道路の右端に広がる青く塗られたレーン、それは自転車専用レーンの姿です。日本においても、自転車の利用が増える中、専用レーンの整備が進んでいます。<br><br>しかし、その実現度はまだ十分とは言えません。一方、<strong>オランダは自転車文化の先進国</strong>として知られ、そこでは自転車専用レーンが完璧に整備されています。<br><br>この記事では、日本の課題とオランダの成功事例を通じて、自転車専用レーンの重要性と可能性について考えてみましょう。</p> <h2 class="wp-block-heading">もはや日本の自転車専用レーンは路上駐車専用レーンにすぎない?!自転車王国オランダの施策に見習え!</h2> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/bicycle-women.jpg" alt="オランダの自転車専用レーンを犬と共に走る女性" class="wp-image-46992" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/bicycle-women.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/bicycle-women-300x225.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/bicycle-women-485x364.jpg 485w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <h3 class="wp-block-heading">日本の自転車専用レーン(通行帯)の現状と課題</h3> <p><iframe loading="lazy" src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m0!3m2!1sja!2sjp!4v1425447582299!6m8!1m7!1sWUm9ay3KJFbDNucODk7biA!2m2!1d35.68068!2d139.679092!3f77.24655750337105!4f-14.23911316706392!5f0.7820865974627469" width="640" height="480" frameborder="0"></iframe></p> <p>ここは東京都内某所にある一般的な日本の自転車専用レーンです。<br>このようにしっかり青く塗られていれば、車もここを避けて通り、自転車も安心して走る事ができます。</p> <p>が!!!<br>よく、路上駐車している自動車が自転車の行く手を阻んでいます。</p> <p><span style="color: #ff0000;"><strong>路上駐車の車を避けるべく、自転車は車道か歩道かに迂回しなければなりません。</strong></span></p> <p>これでは、せっかくの自転車専用レーンがしっかり機能しているとは言えません。</p> <p>かと言って、完全に路上駐車を排除しようとすると、一般車はともかく、物流を担う配送車などに多大な支障をきたすことになってしまいます。</p> <p>では、このあたりの問題をオランダはどう避けているのでしょうか?</p> <h3 class="wp-block-heading">オランダの自転車専用レーン(通行帯)の成功事例</h3> <p><iframe loading="lazy" src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m0!3m2!1sja!2sjp!4v1425445841565!6m8!1m7!1sQq0SPIkAhFPut7pp2-WnqA!2m2!1d53.230025!2d6.568156!3f64.36115915873737!4f-14.185011564455564!5f0.7820865974627469" width="640" height="480" frameborder="0"></iframe></p> <p>見てください、この隙のないインフラを!<br>自転車専用レーンを作るというのはこういうことですよ!<br><span style="color: #ff0000;"><strong>歩道・自転車道・車道のそれぞれが完全に独立しています。</strong></span></p> <p>さらにポイントは、自転車レーンと車道との間にある<strong>車1台分の幅のスペース</strong>です。</p> <p>ここを駐車スペースや駐輪スペースにする他、バス停を設置することもできます。<br>すると、自転車は車の交通事情に関係なく、専用レーンをノンストレスで走ることができるのです。</p> <p>一方、自転車専用レーンが車道すぐ横に敷設される例もあります。</p> <p>すると、日本のように、路上駐車の車が自転車専用レーンを塞いでしまう心配もしたくなりますが・・・</p> <figure class="wp-block-embed is-type-rich is-provider-twitter wp-block-embed-twitter"><div class="wp-block-embed__wrapper"> <blockquote class="twitter-tweet" data-width="550" data-dnt="true"><p lang="en" dir="ltr">Unloading trucks and cycle lanes. It doesn't have to be a problem. Oudenoord, Utrecht NL. <a href="http://t.co/XO1m1vXF6w">pic.twitter.com/XO1m1vXF6w</a></p>— Mark Wagenbuur (@BicycleDutch) <a href="https://twitter.com/BicycleDutch/status/568737562669527040?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2015</a></blockquote><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div></figure> <p>見てください!<br>荷物を搬出入する際のトラックが、<strong><span style="color: #ff0000;">自転車専用レーンを塞がず</span></strong>車道に停車しています!<br>これ、日本ではありえないと思いませんか?!</p> <p>まさに、<strong>ルールが徹底されているからこそインフラが活きる!</strong>見本ではないでしょうか。</p> <p>どちらにしろ、この「あらかじめ駐車帯のスペースを設けて、交通の邪魔になる路上駐車を避ける」手法は、まさに「あらかじめソフトドラッグを合法化して、ハードドラッグや闇市場を抑制する」オランダらしい考え方とも言えますね!</p> <h3 class="wp-block-heading">ストレスフリーな交差点設計:オランダの工夫と効果</h3> <p>自転車専用の信号機や一旦停止スペースの確保など、まるで車道かそれ以上に<strong>交差点の設計</strong>も非常に良く考えられており、実際に自転車で走行するとその使い勝手の良さに感動します。</p> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/intersection.jpg" alt="自転車専用の信号機などが設置されているオランダの交差点" class="wp-image-46994" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/intersection.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/intersection-300x225.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/intersection-485x364.jpg 485w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <p>これだけでも<strong>歩行者でもない車でもない自転車</strong>がしっかり市民権を得て確立されていることがよく分かります。</p> <p>しかし、これは何も自転車ユーザーだけのための特別処置ではありません!<br><span style="color: #ff0000;"><strong>ドライバーや歩行者にとっても安全通行できるための最低限のインフラにすぎないのです!!</strong></span></p> <h3 class="wp-block-heading">歩行者との共存:オランダの自転車専用レーンのバランス感覚</h3> <p>完全分離されている自転車専用レーンも、初めてオランダを訪れた観光客などルールを知らない人にとっては、色の付いた歩道に見えてもおかしくありません。</p> <p>とはいえ、誤って自転車専用レーンに入ろうもんなら、迫りくる自転車はベルを鳴らしたり文句を言ったりしてくるなど、ルールを知らない観光客に対しても全く容赦ありません!</p> <p>ですが、これぞ<strong>自転車先進国としてのルール</strong>がしっかり確立されている証拠ではないでしょうか。</p> <h3 class="wp-block-heading">高いサドルの謎:オランダ人の自転車文化に迫る</h3> <p>世界一平均身長が高いというオランダ人は、自転車のサドルもかなり高く設定しています。</p> <p>しかし、これは彼らの背が高いからというわけでなく、その身長にしても高すぎやしないか?というくらいのレベルなのです。</p> <p>もちろん、無理に高くしているわけではありません。<br>理由は単純明快で、<strong>より効率的に少ない労力で速く遠くまで移動できる</strong>から!</p> <p>あまりにも高い位置にサドルを設定するため、交差点などで停止するときは、大体<strong>サドルから前に降りる</strong>のがダッチスタイルになっています。</p> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="480" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/saddle.jpg" alt="オランダ人の乗る高いサドルの自転車" class="wp-image-46996" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/saddle.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/saddle-300x225.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/saddle-485x364.jpg 485w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <h4 class="wp-block-heading"><strong>【日本での自転車利用】</strong>:快適な移動を求求めて</h4> <p>歩行者や車との接触を避けるため、特にママチャリなどは足がすぐ地面に着く高さで乗っている人が大半です。<br>これでは、せっかくの自転車の特性が活かしきれません。</p> <h4 class="wp-block-heading"><strong>【オランダでの自転車利用】</strong>:ライフスタイルの一部として</h4> <p>自転車専用レーンのお陰で、日本のように咄嗟に止まらなければならない場面が比較的少ないため、スポーツバイクに限らず一般的な街乗り自転車(ダッチバイク)でもビュンビュン飛ばしていきます。</p> <p>これこそ、<span style="color: #ff0000;"><strong>充実したインフラの賜物</strong></span>ではないでしょうか?!</p> <h2 class="wp-block-heading">日本でもオランダでも、自転車専用レーンは決して自転車だけのためではない!</h2> <div class="wp-block-image"> <figure class="aligncenter size-full"><img decoding="async" width="640" height="302" src="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/netherlands-intersection.jpg" alt="自転車、車、歩行者のためによく設計されているオランダの交差点" class="wp-image-46998" srcset="https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/netherlands-intersection.jpg 640w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/netherlands-intersection-300x142.jpg 300w, https://www.guidoor.jp/media/wp-content/uploads/2023/08/netherlands-intersection-485x229.jpg 485w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure></div> <p>ここまでの議論を通じて、オランダの自転車文化とその専用レーンの整備には、単なる自転車優遇の枠を超えた深い意味が込められていることがわかります。</p> <p>確かに、オランダは自転車に対して特別な配慮をしていますが、それは歩行者や車の利用者の安全と調和を保つための大局的な視点に基づくものです。オランダが長い年月をかけて築いてきた自転車インフラは、その国の交通安全政策の一環として成り立っているのです。</p> <p>日本も単なる罰則だけでなく、オランダのような綿密なインフラ整備を模範とすることで、安全で効率的な交通環境を築くことができるでしょう。</p> <p>自転車専用レーンの実現は、道路設計の工夫、信号機や一旦停止スペースの適切な配置など、多角的なアプローチを必要とします。現代の交通課題に直面する日本においては、自転車、歩行者、車の全てが安全かつ快適に移動できる<strong>インフラ整備の再考</strong>が求められています。</p> ]]></content:encoded> <wfw:commentRss>https://www.guidoor.jp/media/netherlands-and-bikelanes/feed/</wfw:commentRss> <slash:comments>2</slash:comments> </item> </channel> </rss>