黄金の絨毯、ニッコウキスゲの楽園

ベンセ湿原は、青森県つがる市にある美しい湿原で、初夏には見事な風景が広がります。
毎年5月下旬に満開を迎えるニッコウキスゲの花の群落が見どころです。
この湿原は「日本の自然100選」にも選ばれており、一面黄色の絨毯を敷き詰めたような大群落が広がっています。
湿原の向こうには岩木山を望む眺めも絶景です。
また、野鳥も多く、バードウォッチングにも人気のスポットです。
湿原一帯には約30分で1周できる遊歩道があり、展望台や東屋もあるので、のんびりと散策を楽しめます。
ベンセ湿原は津軽半島北部から秋田県境にかけての沿岸地域に広がる津軽国定公園の一部で、世界自然遺産白神山地の一部でもあります。
ニッコウキスゲは6月中旬頃、ノハナショウブの大群落は7月上旬頃にそれぞれ見ごろを迎え、湿原全体が黄色から紫色へと彩りを変えます。