九重連山のシンボル

久住山は、大分県竹田市(旧久住町)に位置する美しい山で、九重山(九重連山)を形成する火山です。 九重連山の主峰で、東になる中岳に最高峰(1791m)こそ譲りますが、標高が1786mを誇っています。 くじゅう山の名称については、「久住山」と「九重山」との2つの表記があり混同して使われていますが、県では火山郡全体をさす場合は「九重山」または「九重連山」と言い、火山群の主峰を指す場合は「久住山」と公式に表記することにしています。
久住山はそのピラミッドのようなきれいな三角形のシルエットが非常に美しく、九重連山の中でも非常に人気の高い山です。 その美しさから「東洋のマッターホルン」とも称され、九重連山のシンボルとして多くの登山客に親しまれています。
山頂までの登山コースは、高低差の比較的少ない、九重町牧ノ戸登山口から山頂までの約2時間の登山となります。 山腹にには多くの植物が生息し、特に初夏にはミヤマキリシマの大群落が山を美しく彩ります。

九州最高所の温泉 法華院温泉山荘
久住山周辺には温泉も点在しており、登山後のリラクゼーションに最適です。 登山道の途中には九州最高所の温泉、法華院温泉山荘があり、そこで一泊すれば、さらに大船山や三俣山にも足を延ばすことができます。