美しいブナの原生林で知られる山

宮城県と山形県の県境に位置する船形山は、奥羽山脈船形火山群の主峰で、標高は約1,500メートルです。「船形」の山名の由来は北東から見た山稜が船を伏した形に似ていることからと言われています。
山形県側では「御所山」とも呼ばれており、順徳天皇が隠れ住んだという伝承があります。
船形山は、美しいブナの原生林で知られており、新緑や紅葉の季節には特に美しい景色を楽しむことができます。
山頂へは宮城県側からの升沢コースや色麻コース、山形県側からの層雲峡コースや観音寺コースなど、多彩なルートがありますが、最短で山頂に立てるのは色麻コースで、約2時間の登山が可能です。 船形山の麓には、旗坂キャンプ場やかっぱの湯などの施設もあり、登山後のリラックスにも最適です。