「茨城の日光東照宮」厄除けと夢結びのパワースポット

大杉神社は、豪華な社殿と歴史的な背景から「茨城の日光東照宮」とも称される神社で、地元では「あんばさま」の愛称で親しまれ、厄除けや八方除け、星除けの祈祷が行われることで有名です。

大杉神社の歴史は古く、かつては「大杉大明神」や「大杉大権現」とも呼ばれていました。現在は神社本庁が定める別表神社であり、関東や東北地方に分布する約670社の大杉神社の総本社です。境内には、幹周り7.5m、樹高2mの「大杉三郎」と、幹周り7.5m、樹高40mの「大杉次郎」という二つのご神木がそびえ立ち、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

また、大杉神社は日本唯一の「夢むすび大明神」としても知られています。初詣や節分祭には多くの参拝客が訪れ、年間の参拝者数は約33万人にのぼります。特に2月3日の節分祭では、「悪魔ばらえ囃子」と呼ばれる伝統的な音楽が奉納され、国の選択無形民俗文化財にも指定されています。