「銀河鉄道の夜」を彷彿とさせる幻想的なアーチ

めがね橋は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』を彷彿とさせる美しいアーチ型の鉄道橋です。正式名称は「宮守川橋梁」で、JR釜石線の一部として利用されています。この橋は、5つのアーチが連なる姿が特徴的で、その形状がまるで眼鏡を重ねたように見えることから「めがね橋」と呼ばれています。

全長107.3メートル、高さ17.8メートルのこの橋は、1923年に完成し、以来多くの観光客を魅了してきました。特に夜間のライトアップは春、夏、冬の特定の期間に行われ、橋全体が美しく照らされる様子はまさに一見の価値があります。

また、めがね橋の周辺には「道の駅みやもり」があり、観光客にとって便利な休憩スポットとなっています。ここでは地元の特産品やお土産を購入することができ、観光の合間に立ち寄るのに最適です。さらに、橋の近くを走る「SL銀河」という観光列車も人気で、大正から昭和の時代を感じさせるレトロな車内での旅を楽しむことができます。