江戸時代の風情を感じる松並木のタイムトリップ

旧稲荷街道の松並木は、江戸時代に盛岡藩13代藩主南部利済公が、盛岡城から志和稲荷神社への参詣道として整備したものです。日光街道を模して造られたこの道は、当時の風情を今に伝える貴重な遺産となっています。

松並木は、現在も約300メートルにわたって続いており、訪れる人々に江戸時代の雰囲気を感じさせます。特に、未舗装の芝生の道を歩くと、まるでタイムトリップしたかのような感覚を味わうことができます。松の木々が両側に立ち並び、その壮大な景観は訪れる人々を魅了します。

また、旧稲荷街道の松並木は、隣接する県営煙山森林公園にも一部が復元されています。この公園では、自然の中でリラックスしながら、歴史的な風景を楽しむことができます。さらに、町内には松並木の一里塚が2か所あり、これもまた歴史を感じさせるポイントです。