城郭の形が扇形をしていたことから「扇城」とも呼ばれる城

中津城は、豊臣秀吉から豊前国を与えられた黒田官兵衛が築き、細川忠興が完成させました。
城は山国川の支流、中津川沿いに位置し、海に近いことから満潮時は堀に海水が入るため、日本三大海城の一つに数えられます。
本丸を中心に北に二の丸、南に三の丸を配し、全体的には扇型を形成しています。 昭和39年には模擬天守が建設され、現在は歴史資料館として公開されました、また、市街地には大手門跡の石垣や西門跡の石垣などが残されています。