2億5千万年前の海の世界へタイムスリップ!

金生山化石館は、古生代ペルム紀の化石を専門に展示する博物館です。金生山は約2億5千万年前、赤道直下のサンゴ礁に生息していたフズリナ、サンゴ、ウミユリ、巻貝、二枚貝などの化石が豊富に産出されることで知られています。この地域は「日本の古生物学発祥の地」としても有名で、特にシカマイアという二枚貝やウミユリは世界一の大きさを誇ります。

館内には、金生山産の化石や鉱物を約700点展示しており、訪れる人々に古代の海洋生物の多様性とその進化の過程を紹介しています。展示内容は、ジオラマ「赤坂の海」や地質模型、各地の化石標本など多岐にわたり、訪れる人々を古代の世界へと誘います。

また、金生山化石館では、化石磨き体験や講座などのわくわく体験活動も実施しており、子供から大人まで楽しめる内容が充実しています。特に、化石磨き体験は、実際に化石に触れ、その美しさを引き出す作業を通じて、化石への理解と興味を深めることができます。