新潟唯一のアーチ式ダム!ブナの天然林と湖の絶景

奥三面ダム湖は、磐梯朝日国立公園内にあり、春には新緑が芽吹き、夏には青々とした木々が湖面に映え、秋には紅葉が湖を彩り、冬には雪景色が広がるなど、四季折々の風景を楽しむことができます。

奥三面ダムは、新潟県が昭和42年の羽越水害を契機に建設を開始し、平成13年10月に完成しました。このダムは、新潟県で唯一のアーチ式コンクリートダムであり、堤高116メートル、堤頂長244メートル、総貯水容量1億2550万立方メートルを誇ります。

ダム湖周辺には、豊かな自然が広がっており、特にブナの天然林が有名です。この地域は、全国屈指の自然環境を誇り、ハイキングやバードウォッチングなどのアウトドアアクティビティが楽しめます。また、湖畔には遊歩道が整備されており、散策を楽しむことができます。

奥三面ダム湖の魅力は、その自然環境だけではありません。ダムの建設により、旧三面集落の民族と森林文化、さらには縄文時代を中心とした奥三面遺跡群が水没しましたが、これらの遺跡で採掘された土器などは「縄文の里・朝日 奥三面歴史交流館」で一般公開されています。