鎌倉武士の魂が宿る歴史ある神社

長谷部神社は、鎌倉時代の武士であり戦国武将長氏の祖である長谷部信連を祀っている神社です。信連は1218年(建保6年)に亡くなり、その後、自作と伝えられる肖像が祈願寺であった穴水大町の来迎寺に安置されたことが神社の始まりとされています。

長谷部神社は、1873年(明治6年)に現在の名称に改称され、1935年(昭和10年)には信連ゆかりの穴水城のふもとに移転しました。神社の境内には、信連の後裔である加賀藩老臣の長連頼が建立した信連社堂(御影堂)があり、歴史的な建造物としても見どころがあります。

毎年7月に開催される例祭「長谷部まつり」は、地元の人々や観光客で賑わい、神社の重要なイベントの一つです。この祭りでは、伝統的な神事や地域の文化が体験でき、訪れる人々にとって忘れられない思い出となるでしょう。