2000年以上の歴史を誇る名高い神社

天日陰比咩神社は、2000年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。この神社は、能登國二ノ宮として知られ、第十代崇神天皇の御代に創建されたと伝えられています。延喜式内社としても名高く、古くから地域の信仰の中心として親しまれてきました。

神社の社殿は、天日加氣山(あめひかげやま)の麓に位置し、山頂には大御前峰社が鎮座しています。ここでは天日陰比咩大神が祀られており、古くから羽咋鹿島両郡市の雨乞い所として信仰を集めてきました。また、中腹には崇神天皇の御廟趾があり、皇子印色之入日子命の御陵墓趾も存在します。

天日陰比咩神社の見どころの一つは「逆立ち狛犬」で、阿吽共に逆立ちしているめずらしい狛犬です。また、境内には天狗のものとされる足跡が残された鎮座石もあり、訪れる人々に神秘的な雰囲気を感じさせます。