隈研吾のデザインが光る高根沢町の玄関口
ちょっ蔵広場は、宝積寺駅東口に位置する魅力的な観光スポットで、世界的に有名な建築家・隈研吾氏によって設計されました。そのデザインは「光と風が通り抜けるイメージ」を基にしており、広場を囲むように配置された大谷石の建物や、籾殻を使用した独自の舗装が特徴的です。
宝積寺駅自体も見逃せないポイントです。こちらも隈研吾氏の手によるもので、木材が幾何学模様に配された天井が印象的です。2008年には国際的な鉄道デザインコンペティション「ブルネル賞」にて奨励賞を受賞しており、駅から広場へと続く道は、まるでアートギャラリーのような雰囲気を醸し出しています。
ちょっ蔵広場の中心には、古い米蔵を改築した「ちょっ蔵ホール」があります。このホールでは、ライブやイベントが定期的に開催され、地元の文化や芸術を楽しむことができます。特に、地元アーティストによる音楽祭や、季節ごとのマルシェでは多くの観光客や地元住民で賑わいます。
また、広場内には「ちょっ蔵食堂」もあり、地元の食材を使った料理を楽しむことができます。新鮮な野菜や地元産の米を使った定食は、訪れる人々に大変人気です。食堂の温かい雰囲気と美味しい料理は、観光の合間に一息つくのに最適な場所です。