地上70mの展望室から望む一大パノラマ

開基百年記念塔は、稚内市の開基100年と市制施行30年を記念して昭和53年(1978年)に建設されました。地上80メートル、海抜250メートルの高さを誇るこの記念塔は、稚内市の歴史と自然を一望できる絶好のスポットです。

記念塔の1階と2階には北方記念館があり、稚内市や樺太(サハリン)の歴史を物語る貴重な資料が展示されており、江戸時代の探検家・間宮林蔵の足跡をたどる展示や、アイヌ民族に関する資料が充実しています。

地上70メートルの高さにある展望室からは360度の大パノラマが広がり、天気が良ければ南には広大なサロベツ原野、西には利尻島と礼文島、そして北には宗谷海峡を隔ててサハリンの島影まで望むことができます。