霧島連山の麓に佇む聖地

霧島岑神社は、天孫降臨神話に登場する瓊々杵尊が最初に降り立ったとされる聖地であり、古くから人々の信仰を集めてきた神社です。霧島連山の麓に位置し、豊かな自然に囲まれた境内は、訪れる人の心を癒し、古来からの信仰の深さを体感できる場所となっています。

かつては、霧島六社権現と呼ばれる六つの神社の一つとして、周辺に五つの神社を有していました。その中のひとつが夷守神社であり、両社は深く結びついていました。

明治の神仏分離の際に、夷守神社は霧島岑神社に合祀され、現在の霧島岑神社となりました。そのため、霧島岑神社は、天孫降臨神話の神聖な場所であると同時に、霧島六社権現の歴史を受け継ぐ重要な神社となっています。