四季折々の美しさが広がる二段滝

滑津大滝は、高さ約10メートル、幅約30メートルの迫力ある二段滝で、川幅いっぱいに流れ落ちる水量の豊かさが特徴です。
滑津大滝は「二階滝」とも呼ばれ、その名の通り、二段に分かれて水が流れ落ちる様子が見られます。滝の上段から下段へと流れ落ちる水は、まるで生き物のように躍動感があります。滝の周囲には遊歩道が整備されており、滝の近くまで歩いて行くことができます。
階段を下りると、上流には滑津大滝と広大な滑床(岩石の河原)が広がっています。滑津大滝の名前の由来となった滑床は広さ100㎡の凝灰岩で形成されており、そこに水しぶきを上げながら豪快に流れ落ちる姿は壮観です。
滝の周辺には、四季折々の自然が広がっており、春には新緑が芽吹き、夏には涼しげな水音が心地よく響きます。秋には紅葉が滝を彩り、冬には雪景色が広がります。特に秋の紅葉シーズンには、滝と紅葉のコントラストが美しく、多くの観光客が訪れます。また、紅葉の時期にはライトアップも行われ、夜には幻想的な風景が広がります。
また、滝の近くには「旬の市七ヶ宿」という農産物直売所もあり、新鮮な地元の特産品を購入することもできます。