四季折々の自然を楽しむ美しい滝

わにぶちの滝は、沼田川の支流である造賀川にかかる落差約6メートルの美しい滝です。

滝の周囲には公園が整備されており、春には桜が咲き誇り、お花見スポットとしても親しまれています。滝の音と木漏れ日の中で、訪れる人々は心地よいひとときを過ごすことができます。特に、滝の周辺には遊歩道やベンチが設置されており、散策や休憩に最適です。

わにぶちの滝には、美しい姫に恋をして若武者に討ち果たされた大蛇の伝説が伝わっています。この伝説は何百年もの間、大雨のたびに大洪水を引き起こし「大蛇のたたり」として恐れられていました。しかし、この地の和田良四郎氏が滝のほとりに厳島神社からご神体を観請して和田神社を建て、大蛇の霊を鎮めたことで、それ以降、洪水が起きたことは一度もないと言われています。