天空の鳥居越しに広がる瀬戸内の絶景

高屋神社は、標高404メートルの稲積山の頂上に鎮座する神社で、その美しい景観から「天空の鳥居」として知られています。ここからは、瀬戸内海と観音寺市内を一望できる絶景が広がり訪れる人々を魅了しています。

高屋神社は、山の麓にある「下宮」と山頂にある「本宮」に分かれており、参拝者はまず下宮を訪れ、そこから本宮へと向かいます。下宮から本宮までの道のりは約270段の石段が続いており、徒歩で約50分かかります。この石段を登り切った先に広がる景色はまさに絶景で、鳥居越しに見る瀬戸内海の美しさは一見の価値があります。

高屋神社の歴史は古く、讃岐国の式内社24社の一つとして知られています。本宮が稲積山の頂上にあることから「稲積さん」とも呼ばれ、地元の人々に親しまれています。神社の境内には春には満開の桜が咲き誇り、例大祭が行われるなど四季折々の風景が楽しめます。