日韓友好のシンボル 百済の歴史と文化に触れる
「百済の館」は、日韓友好の象徴として造られた施設です。百済最後の王都となった大韓民国の古都「扶餘」の王宮跡に建つ、(元)国立博物館の「客舎」をモデルに、原寸大で復元されています。
館内には、百済時代の国宝・重要文化財のレプリカなどが数多く展示されており、日本全国の百済文化の足跡も詳しく紹介されています。瓦や敷石は、韓国から取り寄せられ、梁や軒を埋め尽くす赤、青、緑といった極彩色の丹青(タンチョン)は、本場韓国の名工によるものです。屋根の反り返りや色使いがとても鮮やかな美しい建物は、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
館内には、百済時代の国宝・重要文化財のレプリカや、韓国の伝統衣装チマチョゴリなどが展示されています。日本全国で見られる百済文化の足跡も詳しく紹介しており、百済の歴史と文化を深く学ぶことができます。毎年春には「百済の里春祭り」が開催され、韓国カフェやチマチョゴリの試着体験、地元特産品の販売など、様々なイベントを楽しめます。