千代保稲荷神社

「おちょぼさん」の愛称で親しまれている「千代保稲荷神社」は、商売繁盛・家内安全のご利益がある神社です。
正月や月末は県内外から多くの参拝者が訪れます。
120軒ほどの店が軒を連ねる参道があり、毎日が縁日のようなにぎわいで、年間100万人以上の参拝者が訪れます。
特に、毎月末(晦日)から翌一日かけての「月越参り」では、境内は夜通し多くの参拝者で埋まります。

美味しいグルメや買い物が楽しめる門前町

門前町の趣を持つ参道は、東口から南口まで約700メートル。
両側に川魚料理や漬物、串カツ、草餅などの店、約120軒がひしめき合うように建ち並び、通りにはいいにおいが漂っています。
※ 参道の店の営業状況は各店舗にお問い合わせください。

千代保稲荷神社の由緒

千代保稲荷神社の由緒は、約一千年前の平安時代に遡ります。
八幡太郎源義家(みなもとのよしいえ)の六男、義隆(よしたか)が分家する際、森の姓を授かり、先祖の霊璽(れいじ)、宝剣(ほうけん)、義家の肖像などを「千代代々に保っていけ」と賜りました。
その後、今から550年ほど前の文明年間に、義隆の子孫 森八海(もりはちかい)がこの里を開墾し、義家から伝わる霊璽を祀(まつ)ったのが神社としての始まりです。
社名は「千代に保て」の言葉に由来します。
現在では、おちょぼさんの愛称で親しまれています。
ご祭神は大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神(みおやのかみ)です。