子宝祈願と縁結びのパワースポット

松尾弁財天は、子宝祈願や五穀豊穣祈願の神社として古くから信仰を集めており、その由緒ある歴史と美しい自然環境が訪れる人々を魅了しています。

松尾弁財天の起源は、天授4年(1378年)に遡ります。当時、辺春能登守義国という人物が子どもに恵まれず、弁財天に祈願したところ、お告げにより山中にご神像が現れ、光を放ったと伝えられています。その後、義国は女の子を授かり、感謝の意を込めて光を放った場所に弁財天を祀りました。この伝説が松尾弁財天の始まりとされています。

松尾弁財天は、毎年4月5日に大祭が行われ、地元の人々や観光客で賑わいます。この大祭では、地元の女性グループ「奉賛会」による手作りのコンニャクやおこわなどが振る舞われ、多くの参拝客が訪れます。また、毎月5日には縁日が開かれ、地域の人々が集まり賑やかな雰囲気が漂います。