南アルプスを望む白い絨毯

下條村には南アルプスを背景に広がる美しいそば畑があります。
春と秋の年に二度咲く白いそばの花は、まるで一面に広がる絨毯のようで、その可憐な風景は訪れる人々を魅了し、心安らぐひとときを与えてくれます。

そばの花の見頃は6月中旬と9月中旬の年2回です。
特に秋には澄み切った空気の中で白く輝くそばの花と紅葉が始まった山々のコントラストが息をのむほどの美しさです。
天候によって見頃の時期は前後する可能性がありますので、訪れる前には下條村観光協会のウェブサイトなどで開花状況を確認することをおすすめします。

下條村の広大なそば畑は、もともと村の休耕田を利用して栽培が始まりました。
現在では約14ヘクタールの耕地面積となり、南信州でも有数のそば畑として知られています。
畑の周りには道が整備されており、車窓からもゆっくりと景色を眺めることができます。
特に国道151号線沿い、「ファミリーマート下條ひさわ店」のすぐ隣の交差点から西へ約1.8km進むと、視界いっぱいにそば畑が広がり、その壮観な景色に感動を覚えるでしょう。